【ネタバレ注意】劇団☆新感線Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~感想【かっこ良すぎる生田斗真!】
こんばんは!
9月11日、本日は劇団☆新感線
Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!昼公演を観て来ました。
相変わらずのクオリティ。迫力にただただ楽しかったです!
見終わってから、じわじわ楽しさが蘇って来ました。この熱が冷めないうちに、感想を書いていこうと思います。
あらすじ
平安のやさ男・藤志櫻(生田斗真)はかぐや姫(小池栄子)に恋するも、思い届かぬまま不死身のヴァンパイアとなる。
時は、2016年東京。ビジュアル系ロックバンドのヴォーカリストTOSHIROとして活躍するヴァンパイアは、ついに、愛する女の生まれ変わりに出会うのだが!?
新感線流ゴシックロマンの行きつく先は、ホラーか?ラブストーリーか?爆笑コメディか?
この夏秋、世紀を駆け抜けるヴァンパイア伝説を目撃せよ。
物語の始まりは、平安時代。『かぐや姫』の冒頭から始まります。
(お金のなる木の)かぐや姫が月に帰らなくても済むように。と、じいやとばあばが(生活のレベルを落とさない為に)毎晩かぐやの大好きなコンパを開きます。
若者と共に、キレッキレのダンスを踊るじいじ。↓
そこに現れたのが生田斗真です。かぐやをGET出来るのは彼しか居ない。
容姿端麗で剣術や武術に秀でて文才もある。
が!!!
性格に難有り。めっちゃ出たがり。自信満々。前へ前への藤志櫻。
「はいはいはいはいはーーい!!!」となんでもかんでも割って入ってきて
正直めっちゃうざキャラです。(笑)
この藤志櫻時代の生田斗真がめちゃくちゃ可愛かったです。
かぐやに選ばれる自信たっぷりだった藤志櫻ですが、
選ばれたのは、藤志櫻ではなく家来の蛍太郎(神山智洋)。
大ショック!!
家来にも関わらず「慎ましさ」と「ルックス」でかぐや姫に選ばれた
「剥いてもさわやか!剥いてもさわやか!さわやかの玉ねぎですみません!!」
と、ひたすら謝る。と見せかけて、選ばれなかった貴族を貶めていくスタイル。
かぐやに振られ、悲しみでいっぱいの藤志櫻の前に現れた不思議なおじさん。
なんと正体は、ヴァンパイア。
なんやかんやしている間に、そのヴァンパイアに噛まれた藤志櫻は、不老不死のヴァンパイアとして生きる事となるのです。
流石クドカン!!
序盤から笑いがいっぱいなうえに、流石に、意味がわからないよ!!(笑)
と思っていたら、ユーチューブでも、意味がわからないと言っておりました。↓
【動画9分】生田斗真主演 劇団☆新感線「ヴァン!バン!バーン!」製作発表レポート!
そして、1000年後。
生田斗真1028歳になりました。
いつの間にか、大人気カリスマヴィジュアル系バントマンを結成しておりました。
どうしてこうなった!?
千年もの間、かぐやを一途に愛し、かぐやの生まれかわりを探している藤志櫻。
そこが、現代では、『ヴァンパイア』と言う『設定』で「愛するかぐや=ファン」を探しているという『設定』として受けます。大活躍しながらも、本人はいたって真面目。
その後は、前世占い師 マダム馬場(篠井英介)と共に、かぐやの生まれ変わりかもしれない=普通の車掌さん。(男)を見つけたり
かぐやの生まれ変わりに見せかけた前世ゴリラ(小池さん)を見つけたり
実は、竹井京次郎(中村倫也)がかぐやだったり!?
ヤクザが出てきたり、エイリアンが出てきたり、小保方…げほげほ、ありまーーーす!!が出てきたり
小池ナースがエロゾンビになったりと、本当にもう盛りだくさん。
私の大好きな橋本じゅんさんは、沖縄の社長さんです。沢山歌ってくださり嬉しかったー!
と、…何がなんだか…!!
感想
粗々のあらすじになってしまいました。
ストーリーを要約しきれませんでした。(笑)
最初はおちゃらけキャラだった藤志櫻が、平安時代からずっとかぐやを思い続け奮闘する姿にとても惹きこまれました。生田斗真さん、本当に良かった。
平安時代の前世と、生まれ変わった現代の東京が交錯して、キャラを追うのに必死でしたが、そこを飽きさせる事なくテンポ良くまとまっている所が、流石…。と言う感じでした。12時に会場について、出たのが16時すぎですから、かなり長かった…!
それでも飽きずに、舞台に、ずーっと惹きこまれておりました。楽しかった。
■男だらけの恋愛事情
『藤志櫻』♡→『かぐや(生まれ変わり男)』♡→家来の『蛍太郎』(男)♡→車掌さん(男)かぐや?♡→車掌さん嫁♡→『蛍太郎』などイケメン。
の、何故か男だらけの片思い?のオンパレード。(笑)
■小池さんのセクシー返り血ナース
小池さんは、本当にナイスバディ。女性らしい妖艶な立ち姿。
身体の見せ方をよくわかっていらっしゃる!!!と思うくらいすごく美しかった。
ヴァンパイアと言うよりは、人を襲うゾンビ。こわいこわい。でも美しい。
■夏フェス!?
今回は、休憩後、皆で立ち上がって声を出したり出来てとても楽しかった!
ヴィジュアル系バンドと言う設定なので、演出上曲もかなり多くライブ気分。
平安にヴィジュアルバントに夏フェス…!こういういろんな所が盛りだくさんあると、終わった後に沢山反芻出来るので、心に残ります。
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チケット、当日券もまだとれるみたいなので、観ていないかたは是非!!
ゲキシネにもなると思うので、是非みたいなぁーーと思っております!
生で観れるなら、会場の空気を感じながら生で観るのがおすすめです。
私は、『髑髏城の七人』が大好きで、そのほかも『蒼の乱』『阿修羅城の瞳』なんかが好みです。
来年の髑髏城の七人。チケット…とりたい。
【作】宮藤官九郎
【演出】いのうえひでのり
【出演】
藤原藤志櫻/TOSHIRO☆生田斗真
かぐや姫/アリサ☆小池栄子
竹井京次郎/ヒメ☆中村倫也
蛍太郎/神山智洋
翁/照屋☆橋本じゅん
サカエ☆高田聖子
霧島茂[黒霧島]☆粟根まこと
虫麻呂(劣)/マダム馬場☆篠井英介
徳永ゆうき☆徳永ゆうき
KAN主☆紘毅
田所☆松田翔
虫麻呂☆右近健一
清/知念☆河野まさと
髭剃/ヒゲ☆逆木圭一郎
蛇之目百三郎☆村木よし子
藤原加太郎/藤原藤志櫻(劣)/TOSHIRO(劣)☆インディ高橋
お雅/保保肩ハルコ☆山本カナコ
蝉丸/セミ☆磯野慎吾
MIKADO☆吉田メタル
おりん/あずさ☆中谷さとみ
紫式部/女子アナ/シキブ☆保坂エマ
豚足/トン/ドナベ☆村木仁
霧島猛[赤霧島]☆川原正嗣
とおる☆冠徹弥
くにお☆教祖イコマノリユキ